適用範囲エトフェンプロックス
本剤は、稲、野菜、綿花の防除に適しており、同翅目ウンカ科に有効であるほか、チョウ目、半翅目、直翅目、甲虫目、双翅目、等翅目にも優れた効果を発揮します。特にイネウンカに対して高い効果を発揮します。また、国が稲への高毒性農薬散布を禁止したことを受けて、本剤は指定農薬にも指定されています。
エトフェンプロックスの使用方法
1、イネ灰色ウンカ、セジロウンカ、トビイロウンカを1ムー当たり30〜40mlで防除し、イネイネゾウムシを防除するには、1ムー当たり10%懸濁液40〜50mlで水噴霧します。
エトフェンプロックスは、米への登録が認められているピレスロイド系農薬です。持続性はピリドンやエンジニウムよりも優れていました。2009年以降、エーテルペルメトリンは優先農薬に指定されています。
2、キャベツ緑虫、ビートルガ、ウィルガの予防と治療には、各ムーに10%懸濁液40mlを水で噴霧します。
3、松毛虫の予防と駆除には、10%懸濁液30〜50mgの液体噴霧を使用します。
4、綿花害虫(ワタムシ、タバコガ、綿赤ワタムシなど)を防除するには、1ムーあたり30〜40mlの10%懸濁液を散布し、水で散布します。
5、アワノメイガ、ガなどを防除するには、1ムーあたり30〜40mlの10%懸濁液を散布し、水で噴霧します。
投稿日時: 2024年12月25日